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さらしや商店街

〜いいモノだけを世界から〜

新しい夏休み映画の定番か「この世界の片隅に」

夏生まれということもあり、第二次大戦を題材にした映画はよく観ます。そんな映画たちの中で、「この世界の片隅に」は間違いなく心に残る一本になりましたのでネタバレなしで紹介します。

こうの史代の原作は未見でした。「夕凪の街 桜の国」と同じ作者かつ題材も似ているので避けていたのです。映画はおそらく原作に忠実と言える進め方で、淡々とした描写ながら、主人公のほんわかとした人柄のおかげで笑いを含みながらストーリーは進んでいきます。

前半は慣れない家に嫁入りした苦悩、後半は戦争が激しくなるにつれ、命に関わる苦悩といったように、苦しい展開続きですが、不思議とすんなり観続けることができました。

しかし、住んでいる街が空襲にあい、焼夷弾が降るようになると様子が変わり、だんだんと追い詰められていく主人公とその家族。終戦の日、想いを激しく吐露したその姿は、多くの人の共感を誘うシーンだったのではないでしょうか。

上映時間の二時間はあっという間で、スタッフロールが流れる瞬間は、ああ終わってしまったという感想でした。

クラウドファンディング作品として作られた本作ですが、興行的にも成功しているようです。

新しい夏休みの定番として、名作「火垂るの墓」と並んで後世に伝わる映画だと思いました。オススメの作品です。

 

 

 

この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック

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